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都路林産開発
〒963−4701
福島県田村市都路町古道字芹が沢63−7
TEL0247−75−3333 
FAX0247−75−2808



 

 


-あははおほほの田舎暮らしを始めるために-

No.15 2002年7月22日

都路村一帯と阿武隈川の位置関係

7月20日、「逢竹祭(おうちくさい)′02」に行ってきました。このイベントは竹炭工芸を手がけている都路村の都美(みやび)が毎年7月に開催しているもので、今年で7回目とか。会場には竹楽器製作、オークション、炭焼き工芸の体験製作、炭焼きなどのコーナーが設けられ、多くのお客さんで賑わっていました。竹炭は健康にいい、炭焼きの工程で発生する竹酢液が土壌改良や入浴剤などに利用できる、工芸品に素朴でナチュラルな味わいがあるということで、近年はファンが急増。都美は村内でも数少ない成長企業となっています。詳しい活動内容は以下のHPで紹介していますが、竹炭に興味のある方は来村のおりに、ぜひ展示と直売所を兼ねた「逢竹館」を訪ねてみてください。
http://www.newcs.futaba.fukushima.jp/miyabi/index2.html
楽器の製作コーナー。竹の不思議な響きに子どもたちも大喜び
 さて、今回は予定を変更して阿武隈川の話をします。「台風で阿武隈川流域に被害が出ているようだが、そちらは大丈夫か」という問い合わせが数多く寄せられたからです。阿武隈川は主に米を運ぶ水運の大動脈として、江戸の昔から重要な役割を果たしてきました。暴れ川としても有名で、水害がたびたび発生しています。記憶に新しいところでは平成10年に上流の白河方面が豪雨に見舞われ、川の氾濫で大きな被害を出しました。


竹炭工芸品の数々。都美の「逢竹館」で見られます


阿武隈山系と水系

 では、その阿武隈川はどこに流れているのでしょう。地図をご覧ください。
栃木の那須岳に近い旭岳に端を発し、中通り地方の安積、信夫盆地を北上し宮城県に出て太平洋に注いでいます。西側に奥羽山脈、東側に阿武隈山地が縦走し、流域全体の8割を山地が占めています。
一方、私たちが住んでいる都路村は阿武隈山系の東側にあり、太平洋の請戸港に注ぐ高瀬川の上流に位置しています。
つまり、阿武隈川とはまったく水系の異なる地域なのです。ちなみに、阿武隈川流域には郡山、福島、岩沼などの都市が点在しており、宅地相場は安くありません。阿武隈山系の山村とは10倍くらいの差があります。
 都路村一帯に雪が少ないのも、実はこの山の位置と関係があります。アジア大陸で発生した季節風は福島西部の奥羽山脈にぶつかって大雪をもたらし、さらに阿武隈山系の西側で残りの雪を落としていきます。阿武隈山系東部の山村には乾いた空気が届くため、降雪量は関東とさほど変わらないのです。この地域でも山中での小さな土砂崩れや冷害の歴史はありますが、水害や雪害の心配はまずありません。(Y)

次回は「【閑話休題】独善的に選んだ都路1時間圏の温泉・浴場ベスト5」というお話

 

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